おがわ町九条の会では、結成総会(2005年8月28日))で次のアピールと約束を確認しあいました。

〈アピール〉

小川町に住み・働き・学ぶすべての皆さん。

日本国憲法を「改正」の名のもとに作り変えようとする動きが盛んです。 
 ヒロシマ、ナガサキの原爆にいたる残虐な兵器によって5千万を超える人命を奪った第二次世界大戦。小川町に住む私たちのまわりにも数多くの犠牲者とその家族がいます。

この戦争から、世界の市民は、国際紛争の解決のためであっても、武力を使うことを選択肢にすべきでないという教訓を導き出しました。

この戦争に多大な責任を負った日本は、戦争の放棄と戦力を持たないことを規定した第9条を含む憲法を制定し世界の市民の意思を実現しようと決心したのでした。それは珠玉のごとく輝く平和主義であり、日本国民の誇りでもあります

しかし、戦争を放棄し戦力を持たないとした憲法9条があるにもかかわらず、日本にはすでに世界第一級の戦力をもつ自衛隊という軍隊が存在し、インド洋やイラクにまで出かけて、直接戦闘をしないだけで、事実上アメリカ軍の戦争に参加しています。

その上にいま、9条を焦点とした「憲法改正」論議がかつてない規模と強さで台頭してきています。なぜでしょう。これまでの流れからみれば、そのめざすところはアメリカに従って「戦闘できる国」=「戦争することが出来る国」に変えるところにあるのは明らかです。

   このような意味をもつ「改憲」の動きは、歴史の教訓と世界に興りつつある平和への努力の流れに反する危険なものであると指摘せざるを得ません。

このような時、大江健三郎氏や澤地久枝、三木睦子さんなどわが国の良識を代表する9人の方々が昨年6月、「九条の会」を結成しアピールを発しました

小川町に住み・働き・学ぶすべての皆さん。

私たちは、このアピールに応え小川町にも九条の会を結成しよう、と今年2月呼びかけ人会議を開きました。数回にわたる準備を重ね、勉強会も持ちました。

私たちは一人の人間として考え、責任を持って行動し、日本と世界の平和な子々孫々の未来のために、「憲法9条を守る」という一点で手をつなぎ「改憲」のくわだてを阻むため、出来るあらゆる努力を、今すぐ始める必要がある、ことを確認しました。

小川町に住み・働き・学ぶすべての皆さん。

憲法9条を愛する人は、世論調査でも60%を超えています。しかし手をこまねいていて護れるほど簡単ではなくなっています。

声を挙げましょう「九条改憲反対」の声を。この小川町から。

私たちは戦争放棄をうたい、平和を求め、生命を守る憲法9条を全力を挙げて護り、人類のために生かして行こうと思います。

皆さんと肩を組み手を結びながら・・・・・・

2005年 8月 28日

                          小川町九条の会結成総会



〈おがわ町九条の会の約束(会則)〉


1、私たちは、2004610日に大江健三郎さんたち九人の方が発表した「九条の会」のアピールを支持し、「日本と世界の平和と子々孫々の未来のために、『憲法九条を守る』という一点で手をつなぎ『改憲』のくわだてを阻むため、ひとり一人が出来るあらゆる努力をする。」ことを約束しあいます。


2、私たちは、1項の約束を果たすために、ひとり一人の所属の違いや思想・信条の違いを尊重すると共に、協同して、勉強や必要な運動を小川町中心に行います。

3、私たちは、小川町に住み・働き・学ぶ人で、この「会」の約束に賛同する全ての個人の参加を求めていきます。賛同者をもって会員とします。

4、私たちは、政党・労組その他の団体・サークル等が1項の趣旨のもとに、それぞれの立場で独自に活動することを歓迎します。

5、私たちの、運営の基礎財源は、会費・寄付金とし、年会費は一口を200円とします。会費の口数に関わらず、会員の権利は同等です。

6、「会」の日常の運営は、「運営委員会」があたり、「運営員会」のもとに「事務局」をおきます。「会」の会計決算日は1231日とし、翌年331日までに会員に知らせます。

7、「会」の事務所は、小川町内におきます。